メタフィクションとクロネコヤマト

 昨晩寝る前に寝床シアターで『ザ・マジックアワー』を見てた時、よーやく月末締切の『ゲット・ルーツ』の構成がかたまった。別に内容的なつながりはないんだけど、たまにこーして他の作品から刺激を受けて思考がまとまることがあるんだよなー。どういう心理作用なんだろう。ザ・マジックアワー スタンダード・エディション [DVD]
 そんで今日は朝からコーヒー入れて仕事部屋に上がり、ホワイトボード2枚に大雑把なフローチャートみたいなもんを書き込む。これでとりあえずなんとかなるだろーと安心し、仕事机の脇においたノートパソコンにDVDを入れて『パリで一緒に』を鑑賞しちゃったりなんかして。[rakuten:asahi-record:13401443:image]
 数あるオードリー・ヘップバーン作品の中でこの映画が一番好きっていう人は少ないと思うけど、何を隠そう僕はテレ東で吹き替え短縮バージョンを見た時から大好きである。んとなく懐かしい色彩構成が心地よかったりライター男のもとに美人タイピストがやってくるってシチュエーションにあこがれてたりするんだろうけど、『マジックアワー』との共通点としてはメタフィクション的構造がハッピーに展開するってことかなあ。
 特に中盤の展開が好きなのでスキップ機能でそのあたりの構成を確認してたら、玄関に来客の気配。なんだろなと思っておりてみたら、宅配便の配達だった。いつもにこやかな配達人さんで、どーもお久しぶりーなんて挨拶しつつ、てわたされたのは『1Q84』のBOOK3であった。1Q84(BOOK3(10月ー12月)) [ 村上春樹 ]
 寝起きにつけたテレビで今日発売なんて言ってたが、もう届くとは楽天ブックスクロネコヤマトってつくづく優秀だなーと思う。本や環境の悪い文化的僻地に住んでるとこういうサービスで送料無料ってのはつくづくありがたい。
 てなわけで、これから昼飯食いつつ読書する予定だけど……締め切りを切り抜けるまではあんまり熱中して読んでるわけにもいかないのかもね。でもきっと月末までには読了しちゃうんだろーなー。