ゲシュタルト文字とベンツ配達

さて、僕の個展はどれでしょう

 十月にやる予定の個展の案内状、印刷所にたのんでたのが昨日あがってきた。残暑見舞いがてら出そうと、昨日から宛名書き&メッセージ書きにはげんでいる。
 しかし、日ごろあんまり字を書かないせいか、手書きで記した自分の字が合ってるのか間違ってるのか分からなくなってくる。こういうのもゲシュタルト崩壊と呼ぶらしいが、合ってるか間違ってるか自信ないからぐちゃぐちゃっと草書っぽくしてごまかした字をゲシュタルト文字と呼ぶのはどうだろう。
 「いや、俺は字が乱暴なんじゃないんだ、あれはゲシュタルト文字といって……」って、何の言い訳にもならんか。


 そんなわけで、夜と朝は葉書記入に勤しみ、午前の涼しい間に仕事部屋で執筆作業。木曜ビバリーを聞きつつ書けてる分をプリントアウト……なんてやってたら、ご近所さんから電話がかかってきた。
 ネット環境の悪いうちの別荘地仲間の方なので、無線LANでネットがやれるカフェに行こうってお誘いだった。午後にいきましょーってことにして、ノートパソコンと案内状の束を準備。実はそのカフェも個展会場の一つなので、できたてほやほやのダイレクトメールを置いといてもらうのにちょうどよかったのだ。
 自分のボロ車で行こうかと思ってたとこが、そのご近所さんの車に便乗させてもらうことになり、うちのそばから車に乗り込む。ベンツの送迎つきで個展の案内状を配達っていう贅沢な状況になったけど、さて個展の方はどうなることやら。
 あ、うちにも送ってこいって方がおられましたらメール等でご一報ください。ずぼらなおいらは人さまの住所情報などをろくに管理してないので、友人知己であっても葉書の宛先が分からないってことが往々にしてございます。