モミジイチゴとスペクタル

元になった絵とその元のモデル

 6月の猛暑日ってことでニュースになってるが、うちでは久々にからっと晴れて涼しい風が吹いている。昨日壊れた洗濯機が今日から新品ってこともあり、朝から仕事と掃除に励む。
 涼しいおかげか、日頃滅多に人間を見かけない我が家周辺にしては珍しく、合計6人もお客がきたし、別荘地仲間の方とも2軒ほどご挨拶。人口密度が猿口密度より低い環境なもんで、そんだけ会っただけでも随分たくさんの人に会ったなーって気になる。ちょっと前まで東京で暮らしてたのが嘘みたいだな。


 昼過ぎにきたお客さんたちとはモミジイチゴ狩りに繰り出した。日当たりいい場所ではそろそろ熟してますよって情報を伝えたら、早速イチゴ狩りとスケッチに来てくれた方々なのだ。
 スケッチってのは絵本の準備のためで、実は先日、黒犬くろべーも出てくる絵本ストーリーを書き上げたのだ。文・タケウチ、絵・プロの絵本作家さんってことで、コラボ絵本企画して原画展みたいなことをしてもらう予定。スケッチというより写真撮影が主だったようだけど、我が家の近所で野生のモミジイチゴの取材ってことで、ほんとにここらは気候も植生も違う土地なんだなーとしみじみ。
 絵本原画展がいつになるかは絵次第なのでまだ未定だけど、それに添えられる物語の方は今んとこ僕の最新作ってことになるのかな。去年くろべーをモデルに描いてもらった絵から生まれたストーリーで、ほのぼの調のわりにスペクタルな物語となってますのでどーぞお楽しみに。