ドラクエ9とチェス960

画像は後日さしかえるかも

 木曜ビバリーを聞いてたら10月から六本木ヒルズでやるというドラクエ展のCMが流れてきた。そのころ東京いたら行ってみたいなーと思いつつ、今回はゲームの話。
 ドラクエが好きだというとたまに意外がられるが、僕は初代ファミコンドラクエ1〜3くらいまで遊んだ世代である。少年ジャンプで内輪ウケっぽいノリを交えつつ紹介されてた頃からリアルタイムで見てきたし、長編小説『カレーライフ』だってドラクエから影響うけてると指摘する人もいるくらいなのだ(自分じゃ意識してなかったが漫画家の光永康則くんに言われて納得した)。
 そしてラジオCMが気になったのは、最近ドラクエ9にハマっているからだろう。何カ月か前、せっかく3DSを持ってるのだから何かやろうと思って中古屋で手に入れたんだけど、本格的にやりこんでるのは今月に入ってから。やっぱり長編小説の初稿をあげたのが大きかったかな。
 地図にまつわる小説で、作中には「宝の地図をテーマにした通信機能付きゲーム」なんてのが出てくる。そのシーンを書いた後、現代ゲーム事情を確認するためにドラクエ9の感覚を把握しとこうってのもあったんだけど、今は単に好きで遊んでいる。人里離れたとこで暮らしてるせいで通信機能がほとんど活用できず、そのせいで進まない要素もあるらしいのが悲しいのだけれど。


 3DSといえば、値下げ前に買ったおかげで、僕はアンバサダープログラムってのが利用できると知った。無料配信されるゲームの中には懐かしのアイスクライマーなどがあると知り、びっくりするやら嬉しいやら。
 これも旧ファミコンのソフトで、わいわい遊んでると妙に燃えるアクションゲームである。細かいルールは忘れちゃったけど、中学の同級生たちと遊んだのをよく覚えている。スーパーマリオなんかに比べるといまいちマイナーなゲームとはいえ、同世代には好きな奴って結構いたし、レトロゲームとして今も評価されてんのかな。
 ちょうど80年代ファミコンゲームが好きな友人が遊びに来ることになってたので、こりゃ一勝負できるなーと思ってたのだが、アンバサダープログラムの配信は9月からってことで、今回は対戦できなかった。ていうかアイスクライマーにも通信対戦機能とかついてるんだろうか?


 その友人とは、ゲームはゲームでも自作の木彫りチェス駒でチェス960をして遊んだ。指を怪我してまでも完成させた新作チェス駒、ようやく実戦デビューである。
 チェス960ってのは最初の駒の並べ方がランダムな変則チェス。従来のチェスにありがちな「定跡を覚えてる奴が強い」って常識が覆され、勉強してなかろうが実力差があろうが楽しめるっていうのがいいところである。序盤からスリリングな展開になって割と短時間で終わることも多いし、僕のレベルだと駒の動かし方を知ってるだけの初心者にコロっと負けるかと思えば本格的に競技やってる人に勝てたりするのも楽しい。なにかと対戦相手に不自由する暮らしなので、そんなチェスなら興味あるぞって人募集中。
 こないだはチェス友が山の中まで遊びに来てくれたおかげで実際に向かいあって駒を動かして遊べたが、普段はアメリカのチェスサイトで遊んでいる。99人で行われるチェス960のトーナメントに参加したことからすっかりハマったのだが、総当たりリーグ戦3ラウンドで行われるそのトーナメント、スタートしたのは春だってのに8月半ばでまだ第2ラウンドの真っ最中。どうにかファイナルラウンドに勝ち残れそうな光明が見えてきて、ますますハマってる今日この頃。