レジスターの誤作動とミステリーズの最新号
朝からあったかくてほっとする天気。朝食後、久々に庭仕事にとりかかる。薪にする木を切ったり柴にする枝を折ったり、雪かき以外の作業をするってだけで楽しい。
一汗かいてから二階に上がり、ちょっとだけ小説書いてから外出。買い出し下山のついでに某カフェにてランチ。さぼってるのではなく、このカフェに寄るのも執筆のための取材なのだ。
とはいえ、居心地いい空間なので、のんびりと読書も楽しんだ。ドラマ版は見てない『風のガーデン』をシナリオ本で読んだんだけど、不覚にも感涙しそうになってしまった。さすがに平日の真昼間から男一人で泣いてると店の雰囲気をぶちこわしそうなので、花粉症のふりして目や鼻をこすってごまかしたりなんかして。
- 作者: 倉本聰
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 2008/09
- メディア: 単行本
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そのおっちゃんと世間話してたら、「ここでお仕事はなさってるんですか?」と尋ねられた。山で暮らしてるって話は前にしたことあったんだけど、特に名前や職業について語ったりはしてなかったので不思議に思われてたらしい。
平日の昼間からふらふらしてる身なので、職業は何かと聞かれることは結構あるんだけど、働いてるかどうかを問われたのは初めてかもしれない。まあ人から見たら遊んでるようにしか見えないのかもしれないし、宝くじでも当たって一生働かなくていいっていうなら喜んでそーさせてもらうけど、なかなかそうもいかないよな。
帰りに管理事務所に寄ったら、郵便物の中に『ミステリーズ!』が届いてた。どうやら最新号が発売されたようだし、久々に短編を発表してますんで、よかったら読んでみてください。いちおー、時々は働いているのです。
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2012/04/11
- メディア: 単行本
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その間に『イン・ザ・ルーツ』の連載や『カレーライフ』の脚本が挟まって、そっちに集中してた……ってのは言い訳でしかないけれど、舞台の制作現場を体験させていただいたおかげでいろいろ参考になった気がする。なにしろ「サンゴ先生の小説がドラマ化される」っていう設定なので、日テレ制作の舞台づくりの裏側を垣間見られたことからイメージが膨らんだんだよね。
とはいえ、別に具体的に誰をモデルにしたとかはないのでご安心ください。まあ何かの記念と思い、若手スタッフの方々のお名前を勝手に拝借したりはしてますが……小説の登場人物の名前を考えるのって、どーも苦手なんだよね。自分で考えるのはもちろんなんだけど、うっかりしてると似たような名前をつけたりするし、下手すりゃ同じ名前を使ったりしちゃいそうだし。
なので今後も、機会があったら身近な人の名前をばんばん拝借してったろうと思っております。「私の名前を使え」という奇特な方がいらしたらご一報あれ。