最終回の推敲作業と来年話の予知能力

散歩時には北風に雪が舞ってた

 朝から北風吹きまくり。隙間風吹く我が家は家の中でも寒いが、暖房つけて仕事部屋へ。
 連載中の『司書室のキリギリス』、最終回の第一稿、昨日書き終えて、夜にプリントアウトしておいたのだ。今日は締切日なので朝からその推敲作業に励む。
 何章か読んだらちょいと休憩、って感じでメール書き。来春コラボや展示をやりたいねって話になってる彫刻家さんとか、今度の越冬地にする予定のマンションを仲介してくれた不動産屋さんとか、来年2月に発売らしい『シチュエーションパズルの攻防』文庫版の件で連絡くれた担当さんとか。――来年の話をすると鬼が笑うというけれど、こうして今後に楽しみなことがいっぱい待ってるのはいいもんである。鬼は予知能力があるので来年の話を聞くと皮肉な意味で笑うってな設定らしいけど、予知能力がないおかげで楽しみで笑えるってこともあると思うなあ。


 昼過ぎまでかけて第一稿の手直し終了、午後は小説に連動したブックコラムの原稿4本を一気書き。
 小説が片付いたら書こうと思ってて、ほぼノープランだったんだけど、いざとなりゃー書けちゃうもんだ。いっそこういう原稿だけ書いて生きていけたらなーと思うけど、読書傾向が偏ってる上に新刊本はあんまり読まないから書評家じゃあ食ってけねーよなあ。
 何はともあれ、このコラムを仕上げて連載も一段落。いろいろ大変なこともあったけど、好きな本や図書館の話題満載で書いてて楽しい仕事でありました。これも本になるのは来年だろーと思うけど、どーか今度こそ売れてくれますよーに……
 仕事を終える頃には夜になってて、いろんな意味でほっと一息。このまま今年の仕事おさめ、と言いたいとこだけど、そーゆーわけにもいかねーんだよなあ。(文庫ゲラは明日午前に届くそうな……)