定演の感想と新刊の反応
- 作者: 竹内真
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2015/03/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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にしても、去年の定演でも、取材にうかがった際も思ったけど、大高生ってみんな礼儀正しいなあ。合唱部との合同の演奏会、今年から夜の公演になったこともあってか、僕が到着した時には既に満員で二階席に回されちゃったけど、それはそれで上からステージ全体が見渡せて興味深かった。演奏中、こっそりパイプオルガン前の立ち位置まで移動している生徒の匍匐前進なんかも見られて面白かったし。
客席からの入場から始まってピアニスト伊藤伸さんとの競演、ネットでも話題の『千本桜』、お馴染みの『宝島』から『サンバ・デ・ジャネイロ』で盛り上がるフィナーレと、圧巻なほど楽しいステージだったけど……僕がいろいろ書くより、実際の映像を見てもらった方が楽しいと思う。数日おくれの日記のおかげでユーチューブにアップされてるのを発見できたので、リンクはっておきます。
『千本桜』でワールドオーダーのダンス、踊ってるのは『ぱらっぱフーガ』の取材でお世話になった3年生の面々、っていうかもう卒業生な方々。小説の中で創作したランダンプレも、彼らなら簡単にこなしちゃうんだろうなーと思える。終演後に挨拶できるようなら取材のお礼やコンクールの入賞のお祝いを言おうかと思ってたけど、退場の際も激込みだったので声をかけるタイミングがつかめなかった。
もう1曲、ユーチューブで発見したのはこの曲。たぶん、演奏する生徒と踊る生徒がほとんど入れ替わってる状態だと思う。画面左下に小さなカウンターバーがあるのは、演奏開始前に寸劇も演じられていたからで、全体の構成が練られていてとても楽しい演奏会だった。2年つづけて見たら継承と変化の様子も楽しむことができたので、できたら来年も来たいと思う。ちなみに日程は既に決まってて、平成28年3月30日の夜、那須野が原ハーモニーホールで開催だそうだ。
ところで、その新作長編『ぱらっぱフーガ』、僕の周りで買ってくれたって人がいつもより多くて嬉しい。これも吹奏楽ブームのおかげなんだろうか。それとも僕の周りには出版関係者よりも音楽やってる人の方が多い傾向があるから、そのおかげかな。
連載中から、資料調べでお世話になった『あるある吹奏楽部』シリーズのオザワ部長さん
- 作者: 吹奏楽部あるある研究会,菊池直恵
- 出版社/メーカー: 白夜書房
- 発売日: 2012/04/23
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an・an (アン・アン) 2015/04/08号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2015/04/01
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おまけに著者近影の撮影もあるらしくて、さてどうしたもんだろうと思っている。かつて頭のおかしい作家志望者に絡まれたり脅されたりして以来、なるべくメディアに顔をさらさない方針でやってるんだけど、記事のフォーマットの都合もあるんだろうし、ちっとでも本の宣伝になることだったらなるべくやっておくべきってのも正論だし。
そもそも火事で衣類の一切が焼失しちまった後、規格外の体型ってこともあり、面倒がってろくに服も買わずに今に至っている。ファッション誌に載る際にどんな格好すりゃいいのかなんて見当もつかんので、どうかすりゃジーンズとサンダルで出かけることになるかもしれんけど……『an・an』に載るなら服装の面倒くらいみてやるぞって奇特な方がいらしたらご一報ください。